株式会社光運送(以下、当社)は以下の方針に基づき全社員でDXに取り組みます。
当社は、流通を通じて社会貢献を行うとともに、お客様・社員から必要とされる企業を目指します。社内の業務を熟知したデジタル人材を育成することで、さらなる業務の効率化を図り、企業の価値を創造し続けます。
「経営ビジョンを実現するためのビジネスモデルの方向性」
当社では社員には付加価値の高い作業を行ってもらい、企業価値の向上に努めます。
業務情報の可視化やデータ分析に基づく業務改善、自動化技術の導入。デジタルスキルを持つ社員による内勢力の強化を進めます。
また、顧客データを活用し、高度なニーズ把握や付加価値のあるサービス提供を実現することで、企業として新たな社会的価値の創出に挑戦しつづけます。
これにより、当社は常に変化に対応し、持続的な成長と社会への貢献を両立する体制を構築していきます。
乗務データの解析による安全管理の強化
デジタル人材による業務改善と仕組み構築
AI点呼システムを活用することで、乗務前および乗務後における乗務員の健康状態、アルコールチェックの結果、勤務時間などの各種データを自動で取得し、統合的に分析することが可能となります。これらのデータをもとに、乗務員ごとの体調や勤務状況の傾向、潜在的なリスクを可視化することで、事故の未然防止に向けた個別指導の実施や、健康管理体制の強化、さらには運行計画の最適化といった安全性・効率性の向上を図ることができます。
さらに、社内でデジタル人材を育成することで、業務に必要なシステムを自社内で構築・運用できる体制を整えることができます。これにより、外部ベンダーへの依存を減らし、開発や保守にかかるコストを抑えるとともに、現場のニーズに即した柔軟な対応が可能とします。結果として、スピード感のある業務改善が進むとともに、現場の知見を反映したシステム設計が可能となり、従業員の業務効率や満足度の向上にもつながっていく見込みです。こうした取り組みは、全社的なデジタル化の推進と、持続可能な業務基盤の構築に大きく貢献していくことが期待されます。
【体制・組織】社内のDX化を進めるため、各部署の取り組み状況を定期的に確認・共有する場として「職制会議」を活用しています。この会議では、DX施策の進捗や課題を報告し、必要な支援や改善策を話し合います。
また、現場の声を経営層に届けることで、全社的な方針と現場の取り組みをつなぎ、スムーズなDX推進を目指します。
【人材育成・確保】
社員がデジタル技術を活用し、業務の効率化や新たな価値創出を実現できるよう、体系的な教育プログラムや実践的な研修を通じてスキル向上を図っています。
社内会議を通じて業務の効率化を検討し、必要なシステムの導入を進めています。
(OCR・RPA・申請承認システム・経費精算 等)
◇AI点呼システムを活用した安全管理の強化による、
・体調不良による乗務中止率の改善(対前年比)・リスク兆候の早期検知数向上(対前年比)
◇デジタル人材による業務改善と仕組み構築のため、
・DX人材の育成・DX研修受講者数の増加(対前年比)
当社では、DX推進に関する課題、進捗状況、そして今後の取り組み方針を以下の通り整理しています。なお、将来に関する記載は、現時点での判断に基づくものであり、状況に応じて柔軟に見直す必要があると考えています。DXに関する課題は固定的なものではなく、技術や業務環境の変化に伴い日々変化するため、継続的な見直しと対応が求められます。現在認識している主な課題は以下の通りです:
また、日々のDXに関する取り組みやシステム構築の進捗は、ホームページやSNSを通じて社内外へ発信します。
制定日:2025/06/16
株式会社光運送
代表取締役 内藤芳弘